将来受け取る国民年金学を増やしたいと思いませんか？
今お支払いの国民年金に月々たった４００円上乗せするだけで、将来貰える年金額を増やせます。
それは『付加保険』制度です。
今回は制度の仕組みとを解説していきます.
これを見たら『付加保険』に入りたくなること間違いなしです.
付加年金制度とは
付加年金の保険料は国民年金に月々400円を上乗せして納めます。
ここがすごいところ
- 1年間で貰える付加年金(年額)は「200円×付加保険料納付月数」で計算します.
- 2年以上受け取ると支払った付加年金保険料以上の年金が受け取れます.
いまいち、分かりにくいので例を挙げてみます
40年間納めた場合：200円✖️４８０月（40年）＝96,000円が付加年金年て老齢基礎年金に上乗せされます。
合計すると幾ら年金が貰えるの
毎月の定額保険料（16,610円）を40年間納めた場合の老齢基礎年金額(780,900円)+付加年金年(96,000円)
＝1年で合計876,900円が貰える
注意）老齢基礎年金額は令和3年時点の金額、付加年金は定額のため物価スライドはありません
・計算するのが面倒な方へ、付加年金を加入した歳から計算できる表を作りました。
| 加入した歳 （満） |
納める年数 | 付加年金年 | 合計 (付加年金年＋老齢基礎年金) |
| 20歳 | 40年 | 96,000円 | 876,900円 |
| 25歳 | 35年 | 84,000円 | 864,900円 |
| 30歳 | 30年 | 72,000円 | 852,900円 |
| 35歳 | 25年 | 60,000円 | 840,900円 |
| 40歳 | 20年 | 48,000円 | 828,900円 |
| 45歳 | 15年 | 36,000円 | 816,900円 |
| 50歳 | 10年 | 24,000円 | 804,900円 |
| 55歳 | 5年 | 12,000円 | 792,900円 |
注意）老齢基礎年金額は令和3年時点の金額で、６０歳まで満額を40年間納めたものと計算しています.
早く、付加年金を納めるほどお得になることが解ります.
誰が入れるの
納めることができる方
現在、６５歳未満で国民年金を満額払っていればOKです。
- 国民年金第1号被保険者
農業,自営業,学生など - 任意加入被保険者（65歳以上の方を除く）
60歳で年金支払い期間が40年に満たないケースで年金支給額を満額に近づけるために60歳から65歳未満で任意で加入されてる方
公務員や会社員は加入することができません.
申請方法
市区役所及び町村役場の窓口、年金事務所で受付ております.
必要なもの
- 本人確認できるもの（運転免許書、マイナンバーなど）
- 個人番号を確認できるもの（マイナンバー・個人番号通知カードなど）
- 年金手帳
市役所などのホームページや電話で必要書類を確認してから申請した方が確実です.
また自治体によっては郵送で申請できるところもあります.こちらも各自ご確認ください.
注意点
IDeCoの毎月の最高賭け金が68,000から67,000円になります.
国民年金基金に加入している方は、付加保険料を納めることはできません.
最後に
付加給付年金はこれだけお得な制度ですが知らなかった方が多いと思います.
まだ加入してない方はこの機会に検討してはいかがでしょうか.
